サプリメントの天然成分の商品

サプリメントの広告では、原材料が天然成分であることを売りにして販売していることが多いようです。植物や動物など、自然界のものを材料にしているサプリメントを、天然成分からつくられたサプリメントであると表現します。

 

サプリメントの原材料には、合成成分を使うものや、天然成分を使うものがあります。どの商品がいいかを、じっくり考えて決めることが大事になります。使う人が多いサプリメントに、ビタミンCサプリメントがあります。

 

サプリメントはレモンやオレンジに含まれている栄養素なので、そういったものから成分を抽出している印象があります。果物に含まれているビタミンCは加熱すると失われてしまうというネックがあるので、加工には不向きです。

 

専用の機械を用いれば果物からビタミンCを抽出することは可能ですが、そのための手間のぶん、最終的な金額は高くなります。

 

原材料にトウモロコシを使い、ここに合成成分を加えることでビタミンCサプリメントを製造するというやり方があります。天然成分100%のサプリメントよりも、やすい金額で採算がとれます。

 

天然成分配合のサプリメントであると表記されているような商品であっても、詳しく調べてみるとそういう言い方ができないこともあります。原料表示に目を通すことで、実際にどんな天然成分が配合されているかを知るという方法もあります。

 

サプリメントの製造に、レモンやアセロラといった動植物の表記がされていれば、天然素材であるといえます。成分の名前を表記している場合は、ビタミンCなら合成のビタミンCを使ったサプリメントであるといえます。

 

原材料が天然か、合成かの確認方法ではオーソドックスなやり方ですが、表記の内容によっては、表示だけではわからない商品もあります。

 

自己判断が難しいという時には、お店の人に相談に乗ってもらうというのもいい方法でしょう。天然成分を原材料にしたサプリメントの方が吸収効率がいいので、販売されているサプリメントをよく確認してください。